2008-09-07

俳句・川柳の会

デイケアの利用者様が主体となって活動している会です。
昨年7月にスタートし、はや1年目を迎えました。
デイケアに設置している投稿箱に寄せられた皆さんの作品を、毎月まとめて皆に配布して下さっています。
今回で13回目の配布となった8月の投稿作品集を、ご紹介します。



私のたのしみ


一  輪



 今日から9月です。二百十日は昔の言葉になりました。少しずつ環境の変化があるようです。先週の大雨で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。これからしばらくいい季節です。


(平成20年8月投稿分)

俳句の部



一、 赤とんぼ 夕立去りし 軒先に
二、 老の身に 炎夏の水遣り 全うす
三、 それぞれの 炭に顔あり 利休の忌
四、 蛍見る 落人谷の 岩に掛け
五、 蝉しぐれ 今日の暑さを 思いやり
六、 むし暑さ 眠れぬままの 指体操
七、 雲の峰 パールのごとく きらめきて
八、 蝉の殻 目玉きょろりと にらんでる
九、 登りきて 守りなき灯台 カンナ咲き
十、 朝日受け たわわに咲きし 百日紅
十一、朝露の 青き柿の実 かがやいて
十二、PLの 花火の競演 すばらしい
十三、夏休み 家族一緒に 湯村へと


川柳の部



一、 今日もまた 一日おえて 安堵かな
二、 原爆が なければ逢いたい あの友に
三、 甲子園 桐蔭勝って 日本一
四、 オリンピック ヒヤヒヤドキドキ 勝ち祈る
五、 プーちゃんと なづけて楽し 孫の顔
六、 武器持たぬ 人まで殺す いやな国
七、 誰もある 心のなかの 金メダル





                             以上








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