2007-07-30

わくわくプラザのお花見会




4月6日(金)晴れ。わくわくプラザのお花見会をする。
当日は幸いにもお花見日和で、桜の花は満開でした。
毎年美しく可憐に咲き、ピンク色のこの花に誘われ、心を動かされるのは、私だけでしょうか。
 「お花見をしよう!」と思い立ったのは、数日前のことで、花はつぼみより大きくなっていました。

短期間に大そうな計画は無理です。始めは、お弁当を持ったり、遠出もと考えました。でも、考えてみれば入浴やリハビリ、リネン交換などの業務があったのです。
 当施設は花見所の穴場からほど近く、費用はかけず安全に、お茶とおやつを持ち、時間は短くの“安・近・短”と短期集中策をとることにしました。
 時間は短くと考えていましたが、当日、現場に全員集合できたのは、たったの15分でした。普段、ベット上で過ごすことの多いご利用者もおられ、この方は現場に着いただけでも大きな進歩でした。最初は、「(腰が)痛い」を連発され「こんなことなら来なかった・・・」とまで言われたのですが、帰り道に「桜の花を見られて良かった。ありがとう」と仰せられたのです。私たちもご利用者が少しでも喜んで頂いているのを見ると嬉しいのです。そして「ありがとう」この一言に弱く、つらいこともやっていけるのです。次、何か考えよう、何かしようと思うのです。
一人一人の力は小さいけれど、皆の力を合わせれば何かができるのです。ご利用者が太陽の日差しの中、嬉しそうなお顔をされているのをみれたら、やって良かったと思います。メリハリのない毎日、“老人だから”ではいけないのです。誰もが小さな幸せを求めています。“いつでも夢を”と夢で終わることなく現実に向けて、ひとつ、もうひとつ、と実現していきたいと思います。

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